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北京外国語大学中文学部

中文学部の機構と組織

 中文学部では、留学した日本人学生が勉強に専念できるよう、万全の機構と組織を整え、自然に恵まれた環境・寮・教育設備をもっています。

 また授業は北京外国語大学の現役教授と、日本から派遣する日本人派遣講師で構成するカリキュラムによって行われ、学生が安心して生活・勉強できるよう国際交流教育後援会が派遣した駐在員が多岐にわたってサポートしています。

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キャンパスではもちろん、キャンパスの外へ出ても学びます
中文学部留学生本科教育の特徴

(1) 専攻コース選択。本科1、2 年次は専攻コースを分けません。3 年次より学生の興味と希望に基づき、中国語コース、経済貿易コース、文学文化コース、
中国語教師コースなどの専攻コースを選びます。

(2) カリキュラム設計。本学部のカリキュラムには必修課程、専攻選択課程、普通選択課程および種々の自由課程があります。加えて、「香坂班」には日本語による一般教養課程もあります。また、複数の外国語課程、例えば英語、日本語、アラビア語なども開設しています。

(3) 学生の知識面を広げるために、中国文化と風土・世情、現代中国の政治と経済に対する理解を深めるために、4 年次の第1 学期に上海、杭州、蘇州などの地を巡る卒業実習を実施しています。

(4) 卒業論文指導科目を開設し、4 年次に卒業論文指導教員を配置し、学生の卒業論文の具体的な指導と内容のチェックを行っています。

(5) 奨励制度。品行方正かつ学業優秀な学生については、国家奨学金、孔子学院奨学金などの需給を奨励しています。このほかに本学部は「優秀学生賞」「優秀班長賞」「優秀卒業論文賞」「皆勤賞」などの表彰も行っています。

学期ごとの語学実践と文化体験イベント

(1) 技芸大会、作文コンクール、弁論大会、テレビ弁論大学、運動会、週末映画鑑賞、中国語コーナー、国際美食祭り、新年演芸の夕べなどのイベントを定期的に開催し、学生の中国語コミュニケーション能力を高められるよう工夫を凝らしています。また、本学部の留学生は全国規模あるいは北京市のコンクールにおいて優秀賞を多数獲得しています。

(2) 授業の延長上に、学習への意欲と情熱を刺激し、中国社会への理解をより深めてもらうために語学実践と中華文化の体験を行っています。

①北京市内: 万里の長城、故宮博物院、頤和園など北京市内の名所旧跡への観光旅行や、中国カンフー、切り紙細工、泥人形作りなどの民俗芸能鑑賞

②北京市外: 天津、承徳、上海、西安、青島、安徽黄山、山東曲阜、山西平遥などの地域に出かけ、現地の人たちとの交流、工場や農村の見学、名所旧跡巡りなど

(中文学部副学部長・陳小明)